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アットネット公式サイトへ アットネット解説ページへエアオプティクス乱視用のレンズは、プレシジョンバランス8|4デザインというレンズデザインを採用しています。一体どんなレンズデザインなんでしょうか。
プレシジョンバランス8|4デザインは、簡単に言うとプリズムバラストデザインの一種です。
プリズムバラストデザインというのはレンズの下の方を重くすることで、レンズの回転を抑える方法です。レンズの下のほうが重くなっていると、まばたきをしたときに自然に重いほうあ下になりますよね。間違っても上のほうにはこないと思います。
プレシジョンバランス8|4デザインというのは、時計でみて8時と4時の部分。真下の6時でもないし、そのちょっと上の7時と5時でもなく、真ん中よりもちょっと下の8時と4時の部分を厚くすることでレンズの回転を抑えています。
なぜ、8時と4時の部分を厚くするのかというと、真下の6時の部分を薄く仕上げることができるからです。
6時の部分が厚くなっていると、レンズの回転を抑えるのには良くても、まばたきをするときにまぶたとの摩擦が気になってしまいます。そこで、まばたきするときにも違和感を感じない範囲で、レンズの下に重心がくるように考えられたのが8|4デザインなんですね。プリズムバラストとダブルスラブオフが混じったようなデザインなのかなと思います。ダブルスラブオフはレンズの左右に厚みをもたせてレンズの回転を抑えるデザインです。
エアオプティクス乱視用の酸素透過率は108DK/Lです。
シリコーンハイドロゲル素材なので酸素透過率も高くなります。基本的に、酸素透過率は80DK/Lを超えていれば裸眼を100%としたときの97%ほどは酸素を通すことができると言われています。でも、108DK/Lというのはシリコーンハイドロゲル素材にしてはちょっと低めかもしれません。
乱視用のレンズというのは近視用のレンズよりも酸素透過率が下がる傾向にあります。
というのも、乱視用のレンズって乱視を矯正するためにレンズの回転を抑えるために、レンズが厚めに作られています。酸素透過率というのは酸素透過係数をレンズの厚みで割ったものです。なので、レンズが厚くなると、同じ素材のレンズでも酸素透過率は下がってしまうんですね。
エアオプティクス乱視用のレンズの厚みは0.101mmです。ほとんどの使い捨てコンタクトレンズはレンズの厚みが0.10mm以下なので、エアオプティクス乱視用のレンズは厚いと言えます。
ちなみにエアオプティクスアクアはレンズの厚みが0.08mmで、酸素透過率が138DK/Lになっています。
エアオプティクス乱視用は含水率が33%です。この数字はシリコーンハイドロゲル素材の中でも低いほうなのではないかと思います。
含水率が低いレンズというのはレンズに含まれる水分が少ないということなので、とうぜん、レンズも硬くなる傾向があります。
なので、レンズを装着したときのつけ心地があまり良くない傾向があります。目に異物感を感じる人もいるでしょう。その代わり、シリコーンハイドロゲル素材の場合、含水率が低いと酸素透過率が高くなる傾向はあります。水よりもシリコーンハイドロゲル素材のほうが酸素をよく通すからです。
ただ、乱視用のレンズの場合、レンズの硬さというのは乱視を矯正するには良い可能性もあります。
エアオプティクス乱視用のレンズはプラズマコーティングされています。アルコンでは独自の表面加工と呼んでいます。
プラズマコーティングされていると、目の表面のよごれがレンズにつきにくくなります。エアオプティクス乱視用は2ウィークタイプなのでレンズケアが必要です。レンズ自体によごれがつきにくいならレンズケアも楽になります。
プラズマコーティングされたレンズの表面には水分が広がりやすくなります。コンタクトレンズを装着するとレンズは涙の中に沈んだようになりますが、そのときにレンズの上に涙が均一に広がりやすくなります。