バイオフィニティトーリック

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1レンズラボ

2箱セット(3ヶ月分)

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※2024年11月21日更新

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レンズデータ

コンタクト名
バイオフィニティトーリック
メーカー
クーパービジョン
タイプ
2ウィーク&トーリック
素材
シリコーンハイドロゲル
PW(度数)
±0.00〜-10.00
+0.25〜+5.00
BC(ベースカーブ)(mm)
8.7
DIA(レンズ直径)(mm)
14.5
レンズ厚(mm)
0.11
酸素透過係数(DK)
128
酸素透過率(DK/L)
116
含水率(%)
48
UVカット
×
医療機器承認番号
22200BZX00714A01

オプティマイズドバラストデザイン

バイオフィニティトーリックにはレンズの回転を抑えるデザインとしてオプティマイズドバラストデザインが採用されています。

プリズムバラストの一種

プリズムバラストデザインの一種です。オプティマイズドという名前がついていますが、オプティマイズというのは日本語で最適化という意味です。最適化されたプリズムバラストデザインという感じでしょうか。

レンズの下を重くしてレンズの回転をコントロールするデザイン

プリズムバラストデザインというのはレンズの下のほうを重くして、レンズが目の中で回転しないようにするデザインです。ただ、レンズが回転しないのはいいのですが、レンズの下が厚くなっていると、まばたきをするときに違和感を感じるという問題がありました。その問題をオプティマイズしたのがオプティマイズドバラストデザインなんだと思います。レンズの1番下を厚くするのではなく、レンズのフチは薄くして、そこから徐々にレンズを厚くしています。

酸素透過率は116DK/L

バイオフィニティトーリックの酸素透過率は116DK/Lです。

近視用バイオフィニティに比べると酸素透過率は下がる

116DK/Lあれば裸眼を100%としたときに比べても98%ほどの酸素は通すことができます。でも、普通の近視用のレンズ、バイオフィニティに比べるとその酸素透過率は結構さがります。

近視用バイオフィニティは160DK/L

近視用のバイオフィニティの酸素透過率は160DK/Lもあります。この数字は2週間使い捨てレンズの中ではトップクラスです。それが、乱視用になったバイオフィニティトーリックになると116DK/Lになってしまうんですね。

レンズが厚くなると酸素透過率は下がります

というのも、乱視用のレンズってレンズが回転しないようにするために、レンズが厚めにつくられています。

レンズ厚0.11mm

バイオフィニティトーリックの場合はレンズの厚みは0.11mmになります。これは乱視用のレンズの中でも厚いほうです。酸素透過率はレンズそのものの酸素の通しやすさ(酸素透過係数)をレンズの厚みで割ったものなんです。なので、乱視用になると酸素透過率が下がるのは当たり前と言えます。とはいえ、バイオフィニティトーリックの場合はその差が他の乱視用よりも大きいようです。

含水率は48%

バイオフィニティトーリックの含水率は48%です。

シリコーンハイドロゲル素材にしてはかなり高い含水率

この数字はシリコーンハイドロゲル素材にしてはかなり高い数字です。というのも、シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは一般的には含水率が低いほうが酸素透過率が上がるからです。水よりもシリコーンハイドロゲル素材そのもののほうが酸素を良く通すからですね。

レンズを装着したときのつけ心地はよくなる傾向があります

含水率が高いメリットというのがあります。それは、レンズを装着したときのつけ心地がよくなることです。特に、シリコーンハイドロゲル素材は含水率が低くなる傾向があるし、素材そのものもシリコーン(ケイ素)でできているので硬くなりがちです。クーパービジョンはレンズのつけ心地を重視するので、シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズでも含水率を上げてきているんですね。

ナチュラルウエッタブルシリコーンハイドロゲルを使ってる

バイオフィニティトーリックではレンズにナチュラルウエッタブルシリコーンハイドロゲルというものを使っています。これはクーパービジョンオリジナルのものです。

うるおい成分でシリコーンを包んだ素材

どういうものかというと、潤い成分でシリコーンを包んだ素材みたいです。つまりはレンズの表面にはシリコーンハイドロゲルはでてこないようにしているということですね。目に装着したときもシリコーンハイドロゲルが直接触れないようにしています。

クーパービジョンではアクアフォームテクノロジーと呼ばれています

潤い成分でシリコーンを包む技術のことをクーパービジョンではアクアフォームテクノロジーと呼んでいます。

シリコーンだけど装用感がいい

ナチュラルウエッタブルシリコーンハイドロゲルを使っているので、レンズの素材としてはシリコーンなのですが、レンズの装着感を良くしているんですね。

レンチキュラーレンズになっています

バイオフィニティトーリックはレンズのフチを丸くスムーズに処理したレンチキュラーレンズになっています。

レンズと角膜の間に涙が入りこみやすくなる

レンズのフチが丸くスムーズになっていると、レンズが角膜にひっかかることもありません。また、レンズと目との間に涙がきちんと入り込みやすくなって、目の表面の涙の循環がよくなります。涙液交換が行われやすくなるということです。

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