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レンズデータ

コンタクト名
バイオフィニティ
メーカー
クーパービジョン
タイプ
2ウィーク
素材
シリコーンハイドロゲル
PW(度数)
-0.25〜-12.00
+0.25〜+5.00
BC(ベースカーブ)(mm)
8.6
DIA(レンズ直径)(mm)
14.0
レンズ厚(mm)
0.08
酸素透過係数(DK)
128
酸素透過率(DK/L)
160
含水率(%)
48
UVカット
×
医療機器承認番号
22200BZX00714A01

ナチュラルウェッタブルシリコーンハイドロゲルが使われています

バイオフィニティのレンズにはナチュラルウエッタブルシリコーンハイドロゲルという素材が使われています。ちょっと長いですね。シリコーンハイドロゲル素材なのに変わりはないのですが、レンズのつけ心地を向上させるための技術が使われています。

シリコーンをうるおい素材(NVP)で包み込んだものです

具体的にどういうレンズなのかというと、潤い成分でシリコーンを包み込むようにして作られているレンズになっています。こうすることで、目に直接触れる部分は潤い成分にすることができるんですね。

その技術はクーパービジョンではアクアフォームテクノロジーと呼ばれています

この技術のことを、クーパービジョンではアクアフォームテクノロジーと呼んでいます。シリコーンをアクアフォーム(潤い成分)で包み込むという感じでしょうか。

酸素透過率は160DK/L

バイオフィニティの酸素透過率は160DK/Lです。これはシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズの中でもトップレベルです。2ウィークタイプだと、この上には2ウィークメニコンプレミオの161DK/L、アクアロックスの163DK/Lしかありません。しかも僅差です。

含水率48%で酸素透過率160DK/Lはかなりすごいこと

バイオフィニティは含水率が48%とシリコーンハイドロゲル素材にしてはかなり高いです。一般的に、シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは含水率を高めると酸素透過率が下がる傾向があるのですが、バイオフィニティの場合には含水率を高くしても、トップレベルの酸素透過率を保っています。これはすごいことです。

レンズ素材そのものの酸素透過係数が高いです

というのも、バイオフィニティはレンズそのものの酸素透過係数がかなり高くなっています。

128DK

バイオフィニティの酸素透過係数は128DKです。同じく2ウィークのシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトであるアキュビューオアシスの103DKやエアオプティクスアクアの110DKと比べてもかなり高いです。

シリコーンのわりにはレンズが柔らかめ

バイオフィニティはシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズのわりにレンズがかなりやわらかめになっています。というのもナチュラルウエッタブルシリコーンハイドロゲルを使っているからですね。

含水率48%

含水率が48%なのでシリコーンハイドロゲル素材の硬さもやわらげられます。

レンズを装着したときのつけ心地が良好

含水率が高いとレンズを装着したときのつけ心地がよくなる傾向があります。クーパービジョンはレンズのつけ心地にこだわるメーカーなので、硬くなりがちなシリコーンハイドロゲル素材でもきちんと柔らかく仕上げてきますね。

UVカットは無し

バイオフィニティにはUVカット機能はありません。

マイデーにはあるけどバイオフィニティには無し

同じくクーパービジョンのコンタクトレンズであるマイデーはUVカット仕様になっています。クーパービジョンでUVカットなのはマイデーだけなのではないでしょうか。

海外ではマンスリーとして売られています

バイオフィニティは海外でも売られているのですが、日本とちょっと違う点があります。それは2ウィークタイプとしてではなくて、マンスリータイプとして売られているというところです。レンズそのものは同じなのですが、国の基準の違いで2ウィークになったりマンスリーになったりするんですね。日本の基準は世界に比べてきびしいのかもしれませんね。

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