使い捨てコンタクトレンズの薄さ(レンズ中心厚)ランキング

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コンタクト名 タイプ レンズ中心厚(mm)
メダリストプラス 2ウィーク 0.035
アイコフレワンデーUV サークルレンズ 0.05
ワンデーファインUV ワンデー 0.05
ヒロインメイクワンデーUV サークルレンズ 0.05
エルコンワンデーエクシード ワンデー 0.05
ネオサイトワンデーアクアモイスト ワンデー 0.07
2ウィークファインUV 2ウィーク 0.07
アキュビューアドバンス 2ウィーク 0.07
アキュビューオアシス 2ウィーク 0.07
エルコンワンデー ワンデー 0.07
ピュアビジョン2 2ウィーク 0.07
バイオメディックスワンデーエキストラ ワンデー 0.075
メニコンワンデー ワンデー 0.075
ネオサイトワンデーリングUV サークルレンズ 0.08
エアオプティクスアクア 2ウィーク 0.08
エアオプティクスEXアクア マンスリー 0.08
マイデー ワンデー 0.08
バイオフィニティ 2ウィーク 0.08
アキュビューオアシス乱視用 乱視用 0.08
エルコンワンデーポップ サークルレンズ 0.08
2ウィークメニコンプレミオ 2ウィーク 0.08
ロートモイストアイ 2ウィーク 0.08
ワンデーアキュビュー ワンデー 0.084
ワンデーアキュビューモイスト ワンデー 0.084
2ウィークアキュビュー 2ウィーク 0.084
ワンデーアキュビューディファインモイスト サークルレンズ 0.084
2ウィークアキュビューディファイン サークルレンズ 0.084
ワンデーアキュビュートゥルーアイ ワンデー 0.085
ワンデーアキュビューオアシス ワンデー 0.085
デイリーズトータル1 ワンデー 0.09
プロクリアワンデー ワンデー 0.09
ワンデーアキュビューモイスト乱視用 乱視用 0.09
メダリストワンデープラス ワンデー 0.09
ナチュレール サークルレンズ 0.09
フレッシュルックデイリーズイルミネート サークルレンズ 0.1
フレッシュルックデイリーズ サークルレンズ 0.1
デイリーズアクア ワンデー 0.1
デイリーズアクアコンフォートプラス ワンデー 0.1
デイリーズアクアコンフォートプラス乱視用 乱視用 0.1
バイオトゥルーワンデー ワンデー 0.1
エアオプティクス乱視用 乱視用 0.101
バイオフィニティトーリック 乱視用 0.11
ロートモイストアイ乱視用 乱視用 0.11
メダリストワンデープラス乱視用 乱視用 0.125

参考図書:コンタクトレンズデータブック第3版(メジカルビュー社)

使い捨てコンタクトレンズの薄さを
ランキングにしてみました。

ちなみに、レンズの厚みは
度数が-3.00Dの場合が基準になっています。

同じコンタクトレンズでも、
度数によってレンズの厚みは変わってきます。

度数が低いほどにレンズは薄く、
度数が高いほどにレンズは厚くなります。

メガネのレンズと同じですね。

で、その基準として、
-3.00Dが使われることが多いんですね。

メーカーが発表しているコンタクトレンズのデータをチェックしてみると、
すべてのコンタクトレンズが-3.00Dのときのレンズ厚が掲載されています。

なにか決まりがあるんでしょうか?

使い捨てコンタクト最薄レンズは意外にも2ウィーク。

このランキングをチェックしてみて
意外に感じることってありませんか?

1番薄い使い捨てコンタクトレンズは
ボシュロムのメダリストプラスの0.035mmなのですが、
このレンズ、
ワンデーではなくて2ウィークです。

2週間使い捨てのコンタクトレンズが、
すべての使い捨てコンタクトレンズの中で1番薄いんですね。

結構意外なのではないでしょうか。

イメージ的にはワンデーのほうがもっと薄そうですもんね。

1番薄いのが2ウィークのメダリストプラスというだけではなくて、
全体的に、ワンデーよりも2ウィークのほうがレンズが薄くなっている傾向があります。

関連記事:ワンデーコンタクトレンズを数日間(何日間)か使い続ける話

ワンデーコンタクトはもっと薄く作ることはできないのか?

ワンデーで1番レンズが薄いのは、
シードのワンデーファインUV、
アイコフレワンデーUV、
ヒロインメイクワンデーUV、
シンシアのエルコンワンデーエクシードの4つで、
レンズ中心厚は0.05mmです。

ちなみに、シードの3つのコンタクトレンズは、
実は名前は違っていますが、
レンズの基本的な設計といいますか構造は同じものになっています。

アイコフレとヒロインメイクはサークルレンズですが、
実はワンデーファインUVのレンズの中に、
色素を入れたような感じになっているんですね。

なので、レンズの厚みが同じなのはもちろん、
実は、酸素透過率などの他のデータもほとんどといっていいほど同じものになっています。

で、ふと思うのですが、
ワンデーこそ1日で使い捨てるのが前提のレンズなので、
レンズをもっと薄くすることはできないんでしょうか。

例えば、メダリストプラスよりも薄い0.025mmとか。

そうすると、酸素透過率も2倍に上昇するので
目の健康にもよさそうです。

でも、そういった極薄のワンデーコンタクトが登場していないところをみると、
レンズが薄くなってしまうと、
取り扱いがしにくくなるというデメリットも大きいのかもしれません。

指の上にレンズを載せても、
ふにゃ〜っとなってしまってお椀型を保てないとか。

そうなると目に装着するのも困難ですもんね。

1ヶ月使い捨てコンタクトも意外に薄い。

全体的には、
レンズ厚は0.07mmから0.085mmまでの間で
集中しているのではないかなと思います。

多くの人がコンタクトレンズの厚みとしてイメージするのも
ここらへんの厚みなのではないでしょうか。

ちなみに1ヶ月使い捨てのコンタクトレンズである、
アルコンのエアオプティクスEXアクアも
この中に入っています。

レンズ厚は0.08mmです。

1ヶ月使い捨てレンズのイメージから考えると、
結構レンズは薄めなのではないでしょうか。

0.08mm以上の厚みのワンデーだってたくさんありますから。

乱視用コンタクトは「近視矯正+乱視矯正」なのでレンズは厚くなる傾向。

使い捨てコンタクトレンズで1番レンズが厚いのは、
ボシュロムのメダリストワンデープラス乱視用です。

レンズ中心厚は0.125mmです。

1mmを8分の1にした厚みですね。
これぐらいの厚みになってくると、
指で触った時にも、
普通の使い捨てコンタクトよりも

「レンズが厚い!」

って感じそうですね。

乱視用のコンタクトレンズは全体的に
レンズが厚くなる傾向があります。

それは乱視矯正の仕組み上仕方がないことですけどね。

近視を矯正する分のレンズの厚みの上に、
さらに乱視を矯正する分のレンズの厚みをつけ加えないといけないからです。

だいたい、近視用のレンズに
0.01mmから0.02mmぐらいの厚みをつけ加えたものが
乱視用のレンズ厚になるような感じですね。

ワンデーアキュビューモイストの場合、
近視用は0.084mmで、乱視用は0.09mmです。

0.006mmの厚みがつけ加えられています。

メダリストワンデープラスの近視用のレンズ厚は0.09mmです。

乱視用の0.125mmと比べると
0.025mmの違いがあります。

ただ、不思議なのがデイリーズアクアコンフォートプラスです。

近視用も乱視用(トーリック)もレンズ厚は同じで0.1mmになっています。

どうやって近視用と同じレンズ厚で乱視矯正しているのか気になるところですが、
独自の技術があるのかもしれません。

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