コンタクトレンズの性能を知る上でとても重要な要素。それが酸素透過率です。簡単に言うと、そのコンタクトレンズがどれくらい酸素を通すことができるかという指標です。数値が高ければ高いほど酸素を多く通すことができます。ここではそんな各コンタクトレンズの酸素透過率をランキングにしてみました。
使い捨てコンタクトレンズの酸素透過率を比較してみたところ、一番高い数値だったのはエアオプティクスEXアクアでした。酸素透過率は175DK/Lです。エアオプティクスEXアクアはシリコーンハイドロゲル素材を使って作られた始めてのコンタクトレンズ(旧O2オプティクス)なのですがいまだに酸素透過率ナンバーワンの座を守っています。さすがに1ヶ月連続装用できると認定されている使い捨てコンタクトレンズだけあります。 次に高いのは2週間タイプのアキュビューオアシスとエアオプティクスアクアです。裸眼と比較しても99%以上の酸素を通すというエアオプティクスEXアクアと比べるとちょっと酸素透過率は低くなりますが、それでも裸眼と比べると98%ぐらいの酸素を通すことができます。なるべく酸素透過率が高い2週間タイプのコンタクトレンズを選ぶならオススメです。 そしてワンデータイプの使い捨てコンタクトレンズで酸素透過率が1番高いのはワンデーアキュビュートゥルーアイだったのですが、日本アルコンから登場したデイリーズトータル1にその座を明け渡しました。このデイリーズトータル1というコンタクトレンズはシリコーンハイドロゲル素材を使っているコンタクトレンズで、ワンデータイプのシリコーンハイドロゲル素材レンズとしてはトゥルーアイに次いで2つ目となります。酸素透過率が156Dk/Lとトゥルーアイと比べてもかなり高くなっています。トゥルーアイはちょっと相性が良くないんだけどなるべく目にいいワンデータイプのコンタクトレンズを使いたい!という人は試してみるのもいいかもしれません。