酸素を抜群に多く通すことができる シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズも増えてきました。 ここでは各社から発売されているシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを 一覧にまとめています。
シリコーンハイドロゲル素材とひとくちに言っても、 酸素の通しやすさ(酸素透過率)はコンタクトレンズによって結構ばらつきがありますね。 シリコーンハイドロゲル素材の使い捨てコンタクトレンズの中で 1番酸素を多く通すことができるのは 日本アルコン(旧チバビジョン)のエアオプティクスEXアクアです。 酸素透過率は175Dk/Tです。 この数字、高酸素透過性のハードコンタクトレンズ並です。 すばらしいですね。 ただ、エアオプティクスEXアクアは1ヵ月使い捨てタイプなので、 レンズケアがちょっとだけ面倒になります。 しっかりレンズケアをしているつもりでも レンズはちょっとずつ汚れてくるので、 酸素透過率も実質下がってしまいますし。 2ウィークタイプもそこらへんは同じです。 やっぱりレンズケアの必要性がちょっとだけネックになります。 その点、1日使い捨てのワンデータイプは レンズケアの必要性がないので(ワンデーを数日つかわなければですが) スペックどおりの酸素透過率が毎日続きます。 ちなみに、ワンデーのシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズの中では、 これまた日本アルコンのデイリーズトータル1の酸素透過率が群を抜いています。 酸素透過率は156Dk/Tです。 2ウィークタイプの アキュビューオアシスとかエアオプティクスアクアよりも 酸素透過率が高いということになっています。 すばらしいですね。 ただ、ここで注意が必要なのが、 コンタクトレンズは酸素透過率の高さがすべてではないということです。 もちろん、酸素透過率が高いに越したことはないのですが、 自分の目に合っているということも重要です。 コンタクトレンズと目の相性というやつですね。 ドライアイになりにくいというのも重要ですし。 というわけで、シリコーンハイドロゲル素材の使い捨てコンタクトレンズの一覧を挙げてみました。 ぜひ、あなたにピッタリのコンタクトレンズ選びの参考になれば幸いです。